古民家鑑定とは

◆古民家を調査して、建物の価値を判定いたします。

450項目を超える調査項目を古民家鑑定士という資格を有した専門の調査員がお伺いして調査。
そのデータを元に鑑定書をお出しいたします。
内容はその建物が移築や再生ができるコンディションにあるか、あるいは古材などの部材が再生可能な強度を 有しているかなどの建物の耐久性に関しての判定と、その建物を売買する場合の価値を固定資産税の評価基準とは 別の観点から価格をお付けするものです。

◆古民家鑑定のメリット

古民家の現在のコンディションが明確になり、移築や再生、部材再利用などの具体的な改修計画が立てられます。
古民家鑑定での価格を元に、民家ねっとなどへの物件登録が出来、売却の話を進めることができます。
(物件掲載は無料)
古民家の価値を固定資産上ではなく、文化的な側面から評価を行えます。

◆古民家鑑定書発行の流れ

【1】古民家鑑定は全国の古民家鑑定士へご依頼ください。

顔写真入りの財団法人職業技能振興会発行の認定証を携帯しておりますのでご確認ください。

【2】古民家鑑定の費用を古民家鑑定士にお支払いただき、物件の調査をしてもらってください。

調査は速やかにお伺いしますが、場合によってはお時間がかかる場合がございますので、 古民家鑑定士に訪問日時についてはお問い合わせください。
鑑定費用は一つの建物につき3万円です。
敷地内に複数の建物がある場合には、鑑定が必要な建物の数だけ鑑定料が必要です。
調査は約2時間程度かかります。

【3】古民家鑑定士が現地調査を行い、その鑑定結果を事務局へ報告し、事務局で鑑定書及び詳細調査報告書を作成。

調査を担当したコイン化鑑定士に報告し、古民家鑑定士が最終的な鑑定結果をお客様にお渡しいたします。
通常調査後鑑定書の発行まで約2週間程度必要となります。
鑑定書は「宅地建物取引業法第34条の2第2項」及び、不動産の鑑定評価に関する法律に基づく不動産鑑定評価書ではありません。

【4】古民家鑑定書を元にどのような方向で建物を存続させるかを古民家鑑定士とご相談ください。

古民家鑑定書

古民家鑑定士とは

古民家鑑定士とは厚生労働省認可財団法人職業技能振興会の試験に合格し、財団法人職業技能振興会の名簿に記載されている資格者のことをいいます。

古い民家の保存、活用、再利用を目的に建築的見地及び環境保全の見地に立ちユーザーに適切なアドバイスを専門的な知識と技術を用い行える能力を有するものであり、 厚生労働省認可財団法人職業技能振興会に備える古民家鑑定士名簿に登録を受けたものを言います。

◆古民家鑑定の業務内容

【1】古民家の調査・判定・提案を行います。

古民家を調査して、その状態を建築的見地並びに文化的見地にて、活用できるものか、 再利用、再生、部材での再利用が可能かを判定し、その対策をユーザーに適切な提案を行います。

【2】古民家の資源を有効活用するための研究、新技術の開発、流通促進を行います。

古民家を再活用できる資源とし、それを有効活用できるための研究や、技術の発展、流通経路の整備育成などを行います。

【3】古民家の社会的認知の促進に寄与します。

古民家の再活用のための企画や提案を通し、また流通促進を通し、社会における古民家リユース意識の向上をはかります。

    株式会社中島建設
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